アドミッションポリシー

 

 琉球大学法科大学院は、高い人格と倫理観をもち,人間味に溢れ,それゆえに地域の人々から深い信頼を得て地元のニーズに応えることのできる能力と,日本の法制度と法律を深く理解して地域の問題を国や世界に発信し,諸外国の法曹とも渡り合える能力を併せもち,性的指向や性自認を含む性の多様性を尊重できる法曹の養成を基本理念としています。この理念に共鳴し、地域にこだわりつつ世界を見つめ,性の多様性を尊重する法曹になりたいという強い熱意と,その素養をもった方を当法科大学院は求めています。

 

 そこで入学者選抜試験では,以下の点を考慮しています。

 

1 法曹となるにふさわしい、人格、倫理観、人間味を備えているか
2 本法科大学院の理念に沿った法曹になりたいという熱意があるか
3 分析力、思考力、課題解決力、コミュニケーション力、表現力など, 法曹として必要とされる基礎的能力があるか、又は、在学中にこれらの能力を身につけられる素養をあるか
4 優れた語学力があるか
5 地域の問題やニーズに強い関心を持ち,それに対応できる能力を涵養しようとしているか
6 性の多様性を尊重できるか
7 (既修者コースにおいては)基礎的な法的知識を備えているか

 

また琉球大学法科大学院では、社会人・他学部出身者を幅広く受け入れ、多様な人材を確保する観点から、資格や経歴を積極的に評価しています。

 

 

入試の方式

 

 当法科大学院ではA・B・Cの3日程で入試を実施しており,それぞれの日程で資格・経歴などを積極的に評価し,多様なバックグラウンドを有する人材に広く門戸を開いています。また,グローカルな法曹養成を目指す教育理念に沿うよう,語学力を積極的に評価しています。

 

 さらに,大学3年修了時点で条件を満たせば大学3年生でも受験できる飛び級選抜を積極的に活用し,早期の進学を志願する方の要望に応えられるようにしています。

 

最新入試情報 特設ページ

入試結果の概要

 

 2023年度入学者選抜試験の結果は次の通りでした。

 

一般選抜

コース

併願

合計

2年コース

(法学既修者)

3年コース

(法学未修者)

出願者数 12名 31名 10名 43名
受験者数 11名 28名 9名 39名
合格者数 1名 14名 7名 15名
入学辞退者数 0名 5名 2名 5名
追加合格者数 0名 0名 0名 0名
入学者数 1名 9名 5名 10名

 

 2023年度入学者の属性は次の通りでした。

 

法学部出身者 8名
非法学部出身者 2名(20.0%)
社会人 法学部出身者 1名 2名(20.0%)
非法学部出身者 1名
飛び級入学者 2名

 

過去の入試結果を含めた一覧はこちら[PDF]をご覧下さい。

過去問

 

*記述式試験・小論文に関しては、著作権保障の観点から問題文を掲載せず、出題趣旨や採点講評のみの掲載としているものがあります。

琉球大学学部との連携

 

 琉球大学法科大学院は、琉球大学人文社会学部との連携も進めています。学部2年次になるとき「法学プログラム」を選択すると、「ロースクール進学等特修クラス」に入って、より専門的に法律の勉強をすることが可能になります。学部の間に早めにしっかりと法律を学んで飛び級制度を利用すれば、学部とローあわせて最短5年で卒業することも夢ではありません。

 

 琉球大学人文社会学部の法学プログラムについては、こちら(人文社会学部HP)をご覧下さい。

 

 

 

人文社会学部との連携図はこちら(クリックで拡大)▶