2021.03.31
少人数教育とサポート
琉球大学法科大学院には、入学定員16名に対し16名の専任教員がおります。徹底した少人数教育により、各学生の実力に応じたきめの細かい充実した指導を行っています。専任教員のうち6名は、実務家教員(現役弁護士、元裁判官、元検察官)です。一部の科目では研究者教員と実務家教員が共同して授業をするなど、理論と実務の架橋を重視した教育を行っています。研究者教員は各自の専門分野について最先端の内容を講義に反映させています。
法科大学院での学修を進めるうち、進路、奨学金、成績、学修環境などについて様々な悩みごとが生じてくることもあると思います。そうした多様な相談に親身になって応じられるよう、専門の学生支援委員会が設置されており、また学年ごとに2名ずつ指導教員がおります。学生支援委員と指導教員は、相互に連携・協力し、学生の入学から修了まで丁寧な履修指導を行うとともに、学生生活・進路等の相談にのり、問題の早期解決に取り組んでいます。
琉球大学法科大学院は、学生の学修支援に関し、沖縄弁護士会の全面的なバックアップをいただいております。法科大学院出身の若手弁護士がAA(アカデミック・アドバイザー)として授業をサポートしたり、答案練習会、オーダーメイド・ゼミ、ゼミのチューターなどを行っております。さらに那覇地方検察庁や那覇地方裁判所からも、教員を派遣いただいたり、講演会の実施、検察庁訪問および裁判傍聴の機会をご用意いただくなどしております。